短鎖脂肪酸は腸内フローラの腸内細菌バクテロイデス菌が作る酪酸・プロピオン酸・酢酸などで腸内酸性化し腸上皮細胞増殖や粘液分泌 有機酸や善玉菌活性・肥満防止・セレトニン効果など!

腸内細菌が水溶性食物繊維や難消化性糖類(大腸までに消化吸収されなかった炭水化物)を大腸で発酵分解させ有機酸の短鎖脂肪酸を産生し大腸から吸収されます。
レジスタントスターチ称されるでん粉性食物繊維や非でん粉性食物繊維・オリゴ糖などを、腸内細菌が嫌気発酵して短鎖脂肪酸を作り出すのです。

腸内細菌バクテロイデス菌が嫌気発酵、代謝して短鎖脂肪酸を産生します

短鎖脂肪酸サプリ

また食べ物から摂るのが大変な場合は短鎖脂肪酸サプリメントもおすすめです。
食の楽しみはありませんが、比較的安価で、効率よく摂取することができます。

短鎖脂肪酸とは

短鎖脂肪酸は脂肪酸の一種で炭素数最大6以下の脂質です。
大腸は胃のように塩酸分泌しないので腸内細菌には好ましい環境となります

短鎖脂肪酸とは、ビフィズス菌バクテロイデス菌などの腸内細菌が作る有機酸の酪酸酢酸プロピオン酸・イソ酪酸・イソ吉草酸・吉草酸・カプロン酸などで、コハク酸・乳酸も含めたりします!

この短鎖脂肪酸の酪酸は
大腸上皮細胞を作る主要なエネルギーの源であるとともに
全身エネルギーや、大腸の水や溶質吸収・粘膜血流・
腸上皮の増殖・脾臓外分泌にも関連しています

肝臓や筋肉で代謝利用されるのが酢酸やプロビオン酸です
短鎖脂肪酸は腸内フローラを弱酸性に導き

悪玉菌を抑制し

善玉菌が優位な環境を作り
活性化する大きな役割を担っています

短鎖脂肪酸のおかげで腸内環境バランスは最適状態に保たれ健康維持に貢献してくれるのです
酸のおかげでPHが低下~弱酸性になり悪玉菌増殖を抑制します
(PH中性はPH7、ph高いとアルカリ・低いと酸性・・・リトマス試験紙)

全身の部位にある受容体の生態調節機能も短鎖脂肪酸は果たしています

食物繊維~短鎖脂肪酸を軸とした食物繊維効果が
健康維持に重要な役割を担っていることになります!

短鎖脂肪酸とは

炭素数が少なく短いので分解も容易のため
エネルギー栄養源として最適で体脂肪蓄積もありません

太りにくい体に関係し肥満ダイエット改善もあります!

短鎖脂肪酸 肥満予防効果が期待されています
さらに、鉄分やカルシュム・マグネシウム吸収を高め
血液脳関門透過性を高めたり
ケトン体を作り交感神経の抑制機能も果たします
糖尿病改善ホルモンであるインクレチンを増加させ
セレトニン分泌を促す作用もあります

エネルギー対処の促進など多くの作用を促進しています
食物繊維など難消化性炭水化物の代謝経路で腸内細菌の発酵により
短鎖脂肪酸や炭酸ガス・水素ガス・メタンガス等に変換されるのですが
この水素による活性酸素の中和効果も期待できるのです

そもそも脂肪は酸素・炭素・水素の有機化合物で
鎖のようにつながっています
この鎖、つまり炭素の長さで種類分類されています

ちなみに中鎖脂肪酸
肝臓での敏速な消化により過剰脂質にはなりません

飽和脂肪酸と呼ばれる単純脂質の
短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸や長鎖脂肪酸!

ただし
長鎖脂肪酸は体内で固まりやすいため摂取に注意が必要です

短鎖脂肪酸ができれば腸内環境は弱酸性

腸内環境の大腸で短鎖脂肪酸は作られ、
大腸から吸収されるのですが・・・

短鎖脂肪酸が大腸から吸収されるまでの機能働きが
健康維持に大きく関与しているのです

短鎖脂肪酸の働きで、

  • 腸内を弱酸性にして、
  • 悪玉菌を抑制することが

重要なのです

要するに大腸で、
酸性成分の短鎖脂肪酸ができれば腸内環境は弱酸性となります

短鎖脂肪酸による腸㏗低下は、
悪玉菌を減少させ善玉菌を増加させることになるのです

弱酸性なので悪玉菌が生成する酵素活性が抑制され、
発がん物質の二次胆汁酸や有害腐敗物質が生成されにくくなり
大腸がん予防にも繋がります

さらに
弱酸性(ph低い)だと
マグネシウムやカルシウムなどミネラルが、
水溶性になることにより
体内吸収されやすくなりミネラル不足を防止できます

短鎖脂肪酸の働き機能により
ガンや糖尿病・肥満・免疫疾患予防などに期待する研究が
広く実施されています

短鎖脂肪酸の健康関連への働きは多種多様

酪酸

酪酸は炎症性サイトカイン(生理活性物質)の発現を抑制し、
大腸の上皮細胞のエネルギ源となります

短鎖脂肪酸酪酸は、Treg細胞を増加させ、過剰な免疫細胞を抑制する免疫細胞増加効果があります

大腸上皮細胞ヒストンのアセチル化促進する働きに酪酸が関係しています

腸免疫疾患の炎症性腸疾患は、腸内細菌中の酪酸産生菌数が減っている場合が多く、

便移植の酪酸菌や腸内細菌全体移植での治療可能性が明らかになっています

酪酸には

  • 大腸細胞異常増殖を抑制
  • アポトーシスを促す
  • 大腸細胞病変を抑える

等の作用により大腸がん発生を抑えるのです
プロビオン酸は肝臓がん細胞の増殖を抑えるともいわれています

酢酸

酢酸プロピオン酸は、
肝臓や筋肉で代謝され利用されます

β-グルクロニダーゼ(がん誘発酵素)の活性を低下させるなど

酪酸の抗炎症作用は有用性の高い生理効果が見れます
酢酸のバリア機能

ビフィズス菌は酢酸を多く生産する

酢酸は大腸のバリア機能を高めるので、病原性大腸菌に感染しても
毒素が体内に吸収されない働きがあるとされています

酢酸とは酢です
安い酢は濃度が薄い酢酸(3%)
自然界にある有機酸を主成分としたものが酢(合成)
米酢の主成分は酢酸
果実酢の酢の主成分はクエン酸
90%~100%酢酸は氷酢酸といい4℃で凍り皮膚に付着するとやけどなど危険注意!
ちなみにヴィネガーとは食酢

ビフィズス菌は酢酸をたくさん作るので
たくさんのビフィズス菌を摂取していると
病原性大腸菌などの感染でも大腸腸壁からの毒素侵入を阻止できる可能性が高いのです

短鎖脂肪酸の受容体の生態調節機能を果たす役割

全身にある短鎖脂肪酸の受容体の生態調節機能を果たす役割が短鎖脂肪酸にあり、これらが生活習慣病と密接に関係している

そのため癌や肥満から糖尿病など免疫疾患の予防や治療への利用期待が高まっているのです

短鎖脂肪酸による脂肪細胞の短鎖脂肪細胞受容体への作用で

脂肪細胞へのエネルギー取り込みを抑制し脂肪細胞の肥大化、つまり肥満予防になるのです

糖尿病予防

糖尿病予防と短鎖脂肪酸

腸管内のL細胞に酪酸が作用して、GLP-1(腸管ホルモン)分泌を促します

糖尿病を予防改善する作用のあるGLP-1は、

インスリン分泌する膵臓β細胞の減少抑制しインスリン分泌を促す作用があります

免疫機能

免疫機能と短鎖脂肪酸

腸には免疫細胞の約60~70%が集中しています

腸内環境バランスの悪化は、免疫バランスの崩れに影響を及ぼします

過剰免疫反応は全身に影響があります

酪酸はTレグ細胞を増加させるので、酪酸を多く含んだ便移植は炎症性腸疾患に効果があるのです

Tレグ細胞の過剰な免疫反応を抑止する効果の研究が進んでいるのです

水溶性食物繊維は短鎖脂肪酸生産に有効

ストレス社会での過敏性腸症候群(便秘・下痢など)の自覚症状は多数の方が有しています

水溶性食物繊維は短鎖脂肪酸生産に有効とされています

腸内環境改善を便秘改善目的に限らず

短鎖脂肪酸の生理効果から

血糖値上昇抑制や腸内細菌改善・ミネラル吸収など

食物繊維~短鎖脂肪酸を軸とした食物繊維効果が期待されています

厚生労働省も0kcalとした食物繊維エネルギーを

一部改正しています

消費者庁 厚生労働省(平成15年4月1日適用の栄養表示基準の一部改正)

短鎖脂肪酸により、

腸内環境が改善され健康が保たれるのですね・・・・

肥満予防

短鎖脂肪酸は脂肪細胞のエネルギー取り込みと増大化を抑制し、神経細胞の受容体にも作用しエネルギー消費をさせるなど体内エネルギーバランス調節作用まで関与しています

短鎖脂肪酸が必要なワケとは?短鎖脂肪酸をまとめると!

なぜ健康でいるために短鎖脂肪酸が必要なのか?
いま、腸内細菌があついです。
さまざまなメディアで取り上げられ、生活習慣病の予防やがんの予防になるだけでなく、美容にも効果があると注目されています。
私たちの体は不思議なもので、害のありそうなものもうまく取り込んで利用しやすいように変換し、活用して生きてきた歴史があります。
腸内細菌もそれは同じで、生まれる瞬間はほぼ無菌状態だった私たちが、いまやたくさんの目に見えないような細菌とともにわきあいあいと(?)暮らしているのですから不思議なものです。
そんな共生のパートナーである腸内細菌は、短鎖脂肪酸という必殺アイテムを作り出しているのをご存知でしょうか。
短鎖脂肪酸が大変注目されているのです。

短鎖脂肪酸とは何?

脂肪酸の一種

短鎖脂肪酸とは、脂肪酸の一種です。
人間の大腸の中の腸内細菌が発酵することで、
食物繊維から短鎖脂肪酸に変換しており、
人間の恒常性の維持に必要な役割を担っています。

短鎖脂肪酸「酢酸」「酪酸」「プロピオン酸」

人間の体内で利用される短鎖脂肪酸はおもに3種類にわけられ、
それぞれを「酢酸」「酪酸」「プロピオン酸」とよんでいます。
大腸で作られた短鎖脂肪酸はそのまま大腸で吸収されます。
人間の体のあちこちに短鎖脂肪酸の受容体が存在するといわれ、
それぞれの場所で生体の調整機能を果たしています。
おもに酪酸は大腸上皮のエネルギーに、酢酸やプロピオン酸は肝臓や筋肉などで代謝されています。

役割は大腸のバリアー


期待される短鎖脂肪酸の役割とはいったいどんなものがあるでしょうか?
酢酸や酪酸には大腸のバリア機能を高める働きがあるといわれます。
酢酸は侵入してきた大腸菌の毒素を抑制するといわれています。
そのため酢酸を多く産生する「ビフィズス菌」を摂取していると病原性大腸菌に対する抵抗力が高まるのです。
また酪酸には粘液物質である「ムチン」の分泌を促す働きがあります。
これによって大腸の粘膜を保護することができ、さまざまな刺激から大腸を守る効果があります。

短鎖脂肪酸はがんを予防する

短鎖脂肪酸はいくつかのがんを予防することができるといわれます。
その理由は3つあります。

  1. 1つは、プロピオン酸が肝臓がんの細胞にある短鎖脂肪酸受容体に作用し、肝臓がんの細胞の増殖を抑制するからです。
  2. 2つ目はアポトーシスを促すことによって大腸細胞の病変を抑制し、大腸がんの予防につながります。
    アポトーシスとは正常な状態を保つために異常細胞が自殺することです。
  3. 3つ目の理由は、腸内環境を弱酸性に保つからです。
    それにより発がん性のある二次胆汁酸をできにくくすることで大腸がんを予防することができます。
    腸内環境が悪化することで増殖する「悪玉菌」は、一次胆汁酸を発がん性のある二次胆汁酸に変換してしまうのですが、それを防ぐということです。

現在、大腸がんは日本人女性のがん死亡原因第一位となっています。
以前はそれほど患者数の多くなかった大腸がんですが、
食の欧米化などが後押しとなり、
現在では肺がんと同じくらい多い癌といわれています。

短鎖脂肪酸を増やすには

短鎖脂肪酸とは油のことです。
短鎖脂肪酸を増やしたいからといって油を摂りすぎるのは効率も体調も悪くなってしまいます。
そこで重要なのは、短鎖脂肪酸のもととなる食品を摂ることです。

短鎖脂肪酸食品

食物繊維やオリゴ糖

短鎖脂肪酸は、大腸内で腸内細菌が「食物繊維」や「オリゴ糖」を変換することによって作られます。

腸内細菌による発酵に伴い短鎖脂肪酸が産生されるので、

発酵に使用される成分は

  1. でん粉性食物繊維(レジスタントスターチ)
  2. 非でん粉性食物繊維
  3. オリゴ糖

に多く含まれています
もっとも食物繊維によっても短鎖脂肪酸を生成する割合は異なります
酪酸を多く作るのはレジスタントスターチであり
酢酸をたくさん産生するのはフラクトオリゴ糖ということになります

つまり体内でたくさん短鎖脂肪酸を生成するためにはでん粉性食物繊維(レジスタントスターチ)やオリゴ糖を積極的に摂取すればいいのです。
これらが豊富な食べ物として
ごぼう、アボカド、オクラ、春菊などの野菜やプルーン、バナナ、キウイなどの
果物などさまざまあります。

腸内環境の細菌バランスを整えることが大切です

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