短鎖脂肪酸がうつ病や免疫に効果?:目次(table of contents)

短鎖脂肪酸がうつ病や免疫に効果って本当?

なぜ短鎖脂肪酸がうつ病や免疫に効果があるのか?
昨今、生活習慣病の予防やダイエット効果が期待される「短鎖脂肪酸」!
新たにうつ病を予防する効果があるとわかり、ますます注目されています。

腸内細菌

短鎖脂肪酸は私たちの体内に存在する腸内細菌が作り出しています。
受験や就職、親の圧力、ストレス社会での生活、更年期、老後の生活などさまざまな分岐点で、精神的にぐっと踏ん張らなければいけない場面が私たちに訪れます。
しかし、もしそこで心が負けてしまったらどうしましょう。
うつ病は誰にでもなりうる病気です。
うつ病に対して腸内細菌がつくる短鎖脂肪酸が効果を発揮するというのです。
腸内細菌そのものの存在も有益であることながら、
それらの細菌が作り出す短鎖脂肪酸もまた、
私たちが健康に生活していくために必要な存在なのです。

短鎖脂肪酸とうつ病の関係

短鎖脂肪酸は脂肪酸の一種です。

脂肪酸

脂肪酸の分類は、
主に炭素数および不飽和結合の有無によっています
炭素数による分類は、短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸となり
不飽和度による分類では、飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸となります

短鎖脂肪酸

体内に食物繊維やオリゴ糖などを適量摂りいれていると、
腸内のビフィズス菌などの善玉菌の働きによって短鎖脂肪酸がつくられます。
体内で働く短鎖脂肪酸には主に「酢酸」「酪酸」「プロピオン酸」の3つがあります。
その中の酪酸には「認知機能の改善」や「抗うつ作用」があるとの報告があります。
また、セロトニンドーパミンなどの神経伝達物質腸で作られています。
うつ病を誘発する原因はこれらの神経伝達物質の不足が1つにあります。
つまり腸内環境を整えることや短鎖脂肪酸を増やすことがうつ病を予防することにつながるということです。

免疫力のバランスをとることができる

短鎖脂肪酸は免疫機能を調節する働きもあります。
腸にはたくさんの免疫細胞が存在しています。
花粉症アトピーなどは体の免疫機能が過剰に反応してしまうことによって起こります。
短鎖脂肪酸の1つである酪酸には過剰な免疫を抑制するはたらきがあります。
酪酸は制御性T細胞という過剰な免疫を抑える細胞を増やすらしいのです。

2013年11月の独立行政法人理化学研究所の報告によると
腸内細菌が作る酪酸が体内に取り込まれて免疫系に作用し、
制御性T細胞という炎症やアレルギーなどを抑える免疫細胞を増やす働きがあるとのこと。

食物繊維が豊富な食事と摂ることで腸内細菌の活動が高まり、
多量の酪酸が作られ炎症の抑制作用がある細胞を作っているということなのです。

この研究の成果により、今後、炎症性腸疾患の病態解析や治療に期待されるそうです。

短鎖脂肪酸を増やすのにサプリメントがおすすめな理由

短鎖脂肪酸の「うつ病の予防」「免疫力の向上」などのメリットを生かすためには、
腸内環境をより良い状態で維持し、
短鎖脂肪酸の材料となる食物繊維を積極的に摂りいれることにあります。

効率よく手軽にそれらを叶える手段として、
サプリメントがおすすめです。
サプリメントには腸内環境を整えるために必要な乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれています。
サプリメントを選ぶ基準としては
含まれる菌の種類が多いこと
菌の数が多いこと
食物繊維やオリゴ糖が配合されていること
飲みやすくストレスなく続けられる形状であることなどが挙げられます。

母親の腸内環境が整っているとよい

また、妊娠中に母親の腸内環境が整っていると、
生まれてくる子供の花粉症やアトピーなどのアレルギーを予防することができるという報告があります。
妊娠中でも飲むことができて、
不足しがちなカルシウムも含まれているサプリメントがあります。