ストレスにより胃腸の不調を起こす原因
学校や職場で人間関係に悩むことは誰にでもあります。
「男は外に出ると7人の敵がいる」という言葉がありますが、ストレス社会で生きていれば男女関係なくどんな人にでも敵はいると思います。
緊張感や不安から胃がきりきりと痛んだり、おなかを下してしまうことありませんか?
体が不調だと気分が沈むことがありますが、反対に精神状況が体調に変化をおよぼすこともあります。
胃腸に起こる不調の原因と、その対策について・・・
・なぜストレスが胃腸と関係しているといわれるのか
私たちの体の中にはさまざまな器官や骨、神経などがありますね。
ストレスが胃腸に不調を起こすのは、じつはその中の神経が、胃などの消化器系と密接に関わっていることが原因です。
自律神経」という言葉を聞いたことはあるでしょう。
私たちは意識して手を動かしたり、瞬きをしたりします。
しかしひたいに汗をかくことや心臓を常に動かすということは意識しているのではなく無意識の下で行っています。
自律神経とはこの「無意識での働き」をつかさどっています。
この自律神経はさらに「交感神経」と「副交感神経」の2つにわかれます。
交感神経と副交感神経は正反対の働きをしています。
交感神経は緊張しているとき活発に動いているときなどの場合で働きます。
逆に副交感神経の場合はリラックスしているとき休憩しているときなどの場合で働きます。
たとえば食事をした後になんだか眠くなったり動きたくなくなったりしますよね。
その時は副交感神経が働いていて体を休ませようとしているのです。
ふだん、この2つの神経のバランスが保たれているときはいいのですが、それが崩れてしまったときにさまざまな不調が出てきてしまうのです。
過度のストレスによってこの自律神経のバランスが崩れてしまったとき、胃腸は正常に機能せずに、その機能に影響を及ぼします。
交感神経が過剰になると胃の働きが弱まって消化が追い付かなくなる。それが胃もたれにつながるといわれます。
また、反対に副交感神経が過剰になりすぎた場合、胃酸がたくさん出すぎて胃の粘膜を荒らしてしまう。
胃の痛みや胃潰瘍につながる
といわれています。

ストレスに乳酸菌が効くワケ
現代社会において、ストレスを抱える人は以前にくらべて増えているそうです。
ストレスがたまると胃腸になんらかの不調が出るという人は多いです。
胃や腸に炎症や潰瘍などがなくても胃もたれやむかつきなどの症状が出ることを「機能性消化管障害」といいます。
じつはこの機能性消化管障害に乳酸菌製品が効くという報告があるのです。
脳と胃腸にはお互いに影響し合う「脳腸相関」があるといわれます。
それにより乳酸菌製品によってストレスが軽減され、機能性消化管障害の改善にもつながるそうです。
腸は第二の脳という言葉があります。
私たちの心が腸内環境に反映され、それが健康へとつながります。腸内環境の悪化がうつ病などの精神疾患の引き金になる場合があるともいわれています。
私たちの腸内細菌は「善玉菌:悪玉菌=2:1」という環境が理想です
。しかし、うつ病患者の腸内環境を調べると、善玉菌が少なく悪玉菌が増えすぎていることが多いそうです。
腸内環境のみだれと、ストレス、そして心の平穏はお互いに密接に関わり合っているのです。

ストレス胃腸の対処法
緊張やストレスを抱えると胃が痛くなったりおなかを下したりする人は多いと思います。
「どうせいつものことだから…」などと放置するのは危険です。
ストレスによる胃腸への影響はさまざまな病気、例えば「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「胃炎」などにつながる可能性を秘めています。
その対処法としてはどんなものがあるのでしょうか。
まず、ストレスからの胃の痛みの場合、血流が悪くなっている可能性があります。
血の巡りが悪く胃の働きが弱い場合、消化のいい水やミルクを温めて飲んでみてください。
また、ストレスを完全になくすということは非現実的な話だと思います。
なので「アロマ」「半身浴」「スポーツ」などで心の緊張を解き、なるべく無心にリラックスできるものをいろいろ試してみましょう。
また、喫煙も胃酸の分泌を促進し、胃の痛みにつながるといわれます。
たばこもストレスの解消になるかもしれませんが、あまりにひどいときは本数を減らすことも考えてみてください。
また、自己判断に頼るのではなく、過度のストレスが負担になったときは迷わず医師の診断を受けましょう。