腸年齢ギャップをなくす

健康のカギは腸年齢ギャップをなくすこと!
年齢の割になんだか老けている人っていますよね。肌のしわやハリ、体調の良し悪し、いろいろなことがその人全体の雰囲気となって現れます。

体が健康で若々しい人は総じて肌がきれいではつらつとした雰囲気を醸し出しています。

いつもきれいで元気な同僚や友人を見ると「昨日一緒に遅くまで飲んでいたのに、あの人と私はどうしてこうも違うの…?」なんて思うこともあります。

生まれつきの差なのか、育った環境の違いなのか。でもそれはもしかして、腸の違いが原因なのかもしれませんよ。

・腸年齢ギャップとはなにか

私たちは母親の胎内にいるときはほぼ無菌状態でした。

しかし外の世界に生まれ出て生活をしていく上で、さまざまな細菌を体内に取り込んでいき、それらは私たちの体に住み着くようになります。

そうして腸に住み着いた細菌を「腸内細菌」とよびます。

腸内細菌はその働きから大きく「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つにわけられます。

この3つはそれぞれ2:1:7の割合で存在するのが理想とされています。

しかしこのバランスが崩れた状態が続いてしまうと腸内環境の悪化につながり、腸年齢がどんどん上がってしまいます。

つまり腸の老化が進んでしまうということになります。

この老化が進み過ぎることが原因で出てくる実年齢との差のことを「腸年齢ギャップ」といいます。

・腸年齢ギャップが広がるとどうなるのか、原因とは何か

腸年齢と実際の年齢にギャップがある場合、同じ年齢の人よりもずっと老けこんだり、細菌やウイルスに感染しやすくなったり、大腸の病気にかかりやすくなります。

たとえば近年、日本で患者数が増加傾向にある「大腸癌」は、一般的に高齢に多いがんとされています。

しかし実際はまだ30代なのに腸年齢が60代という人は比較的に若い年齢で大腸癌を発症する可能性が高くなってしまいます。

ではこの腸年齢ギャップが起こる原因とはいったい何なのでしょうか。

腸の老化の原因としては

  • 「朝食を抜く」
  • 「食事の時間が不規則」
  • 「肉料理をよく食べる」
  • 「たばこを吸っている」
  • 「運動不足である」
  • 「野菜をあまり食べない」
  • 「発酵食品をあまりたべない」
  • 「乳酸菌製品を食べない」
  • 「ストレスが多い」

などが挙げられます。

これらの習慣は腸内の善玉菌を減らす結果につながり、腸内細菌のバランスを崩してしまいます。

・腸年齢が若いとどんなメリットがあるのか

逆に腸年齢と実年齢のギャップが少ない、または実年齢よりも若い人の場合、多くのメリットがあります。

そのメリットとは

  • 「体臭、口臭が気にならなくなる」
  • 「くすみや吹き出物が減って肌がきれいになる」
  • 「免疫力が高まり風邪やウイルスに感染しにくくなる」
  • 「便通が良くなり毎日のトイレのストレスから解放される」
  • 「精神が安定しストレス耐性がつく」
  • 「疲労回復が早い」
  • 「新陳代謝が促進される」

などがあります。これだけでもメリットがたくさんありますが、まだまだ腸内細菌の研究は進んでいます

。これからもっとたくさんの腸内細菌の良い働きが判明するかもしれません。

・腸年齢を若くするためにできることは何か

腸年齢ギャップをなくすことがどんなに私たちの生活に利点があるのかは説明しました。

ではその効果を引き出すためにできることとは何なのでしょうか。

食生活の改善

1つは食生活の改善です。近年は食の欧米化が進み肉類中心の食卓が増えています。
しかし豚、鶏、牛、その他の肉類は腸内の悪玉菌を増やす原因になります。
そのため適度に野菜や魚類、豆などのたんぱく質、漬物や納豆などの発酵食品を摂りいれるようにしましょう。
肉類は疲労回復に必要なビタミンが豊富であったり、精神状態の改善にも効果があるので、完全になくすのではなく、バランスをよくすることが重要です。

適度な運動を心がけること

2つ目は適度な運動を心がけることです。
ウォーキングなどの比較的軽い運動は、消化管をほどよく刺激してくれます。
また、自宅でできる腸マッサージも腸の動きを活発にするのでおすすめです。

サプリメントなどの乳酸菌製品を摂りいれる

3つ目はサプリメントなどの乳酸菌製品を摂りいれることです。
サプリメントやさまざまな飲料メーカーから販売されている乳酸菌製品は、手ごろに効率よく乳酸菌などの善玉菌を摂取できるので、無理がなくおすすめです。
年齢を重ねるとどうしても老化は進んでしまいます。
しかし自分たちの心がけ次第で、どんなふうにも生きることができます。
時の流れに過度に抗うのではなく、自分の目指す姿に近づくためのサポートを、どうか自身の体にしてあげてほしいと思います。