乳酸菌の属・種・株
腸内細菌は  に分類されます←属レベル

の分類(←性質の違い)から⇒株(菌株)による区別は番号・記号、発見者名など名前に該当

つまり属・種・株という3つの名称組み合わせから成り立っています

細菌の形

丸い形の乳酸菌は球菌(コッカス)

らせん形はらせん菌(ビブリオ)

棒状の菌は桿菌(バチルス)

代表的な細菌

下記は腸内細菌の細菌学的に代表的な細菌です。

★ラクトバシラス属(別名はラクトバチルス)
グラム陽性の桿菌
善玉菌の乳酸菌のラクトバチルス属となります
ラクトバチルス属にカゼイ菌やシロタ株などの菌種があります
乳酸菌は酸素があっても生きられます
★ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)
いわゆる善玉菌のビフィズス菌のことです。
ビフィズス菌は乳酸菌の約1000倍多いと言われています。
ビフィドバクテリウム属にロンガム菌などの菌種があります
グラム陽性の偏性嫌気性桿菌
ビフィズス菌は酸素があると生きられないのです。
★エンテロコッカス属 (Enterococcus)
★ラクトコッカス属 (Lactococcus)
★ペディオコッカス属(Pediococcus)
★リューコノストック属 (Leuconostoc)

乳酸菌ってどんな種類があるの?

昨今、さまざまな乳酸菌製品が市場に出回るようになりました。
ヤクルトが大好きで、小さいころはよく飲んでいました。
乳酸菌に対してなんとなく「おなかにいい菌」というイメージがあるのではないでしょうか。
乳酸菌にはさまざまな種類があり、その1つ1つに性格があります。
今回はその乳酸菌について、すこし掘り下げて説明したいと思います。

・そもそも乳酸菌とは?
発酵により糖を分解して乳酸を作り出す菌の総称として乳酸菌 とされています。
なので乳酸菌にはたくさんの種類がいて、それはゆうに200種類を超えるといわれています。
乳酸菌は私たちの身近な食品にも数多く存在しています。
たとえばぬか漬け、酒類、チーズ、納豆などが挙げられます。
そんな乳酸菌をいくつかの種類とその効果とともに、紹介いたします。

・ラブレ菌
正式名称をラクトバチルス属コアギュランス菌といいます。
京都の漬物の中から、日本人によって発見されました。
ほとんどの乳酸菌は腸に届く前に胃酸などにより途中で死んでしまいますが、このラブレ菌は非常に強い生命力を持つといわれています。
胃酸の存在下でも耐えることができるので生きたまま腸に届きやすく、腸内に留まり悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
ラブレ菌はそもそも人間の腸内に存在しない菌ですが、私たちにさまざまな恩恵をもたらしてくれます。
その効果は「アレルギー症状の緩和」「コレステロールを下げる」「美肌効果」「腸内環境の改善」「免疫力アップ」など多岐にわたります。
おなかの調子を整えたい方だけでなく、肌荒れや花粉症などのアレルギー症状にお悩みの方にぜひおすすめです。

・ガセリ菌SP株
正式名称をラクトバチルス属ガセリ菌といいます。
この菌ははじめ、日本人の腸内から発見されました。
一般的に乳酸菌は、胃などの消化酵素によって消化されてしまいます。
しかしこのガセリ菌はラブレ菌同様、胃液などに強く耐性があるので生きたまま腸まで届くことができます。
また、ふつう乳酸菌は短期間で体外に排出されるのですが、この菌はその腸内に長く留まるといわれています。
また、長く留まるだけでなく中には住み着くものもいて、腸内で長く発酵をし続けることができるのです。
効果として「コレステロールの低下」「整腸作用」「ストレスの緩和」などが挙げられます。
コレステロールが増えると動脈硬化の原因になりますが、このガセリ菌SP株はそのコレステロールが増えるのを抑えてくれます。
また精神的な作用として、ストレスの緩和のほかにも不眠や不安を解消する作用があるといわれます。

・L-92乳酸菌
カルピス社が発見した菌で、正式名称をラクトバチルス属アシドフェルス菌L-92株といいます。
この菌もまた胃液で消化されにくく、生きたまま腸まで届き、その効果を発揮するといわれています。
特にアレルギー症状に効くといわれており、花粉症やアトピーをもつ方にもおすすめです。
アレルギー症状とは、自身の免疫機構が過剰に反応してヒスタミン という物質を産生します。
このヒスタミンがかゆみなどの原因になるのですが、L-29乳酸菌はこのヒスタミンを抑制する働きがあるのです。
またほかには「ストレスの緩和」「整腸作用」が効果として挙げられます。

・乳酸菌シロタ株
正式名称をラクトバチルス属カゼイ菌といいます。
昭和5年、微生物などの研究をしていた代田医学博士によって発見されたことからその名をつけられました。
この菌は主に栄養を消化・吸収している小腸に作用します。
この菌もまた人間の消化液に対して強く、胃酸でも消化されにくいといわれています。そのため生きたまま腸内に到達して整腸作用を発揮してくれます。
効果として「整腸作用」のほかに「免疫力アップ」「アレルギー症状の緩和」などがあります。
この菌を飲用することで、善玉菌であるビフィズス菌を増やし、私たちの健康を内側からサポートしてくれます。

近年、発見された注目の乳酸菌

近年の著しい研究により、また優秀な研究者たちのお陰で、日々進化を遂げる乳酸菌の世界。
発酵食品や乳酸菌の食べ物や飲み物、サプリメントなども数多く販売されています。
今や、私たち消費者も今の自分に合った乳酸菌を選ぶ時代になったのです。少し前までは、自分に合っているなど関係なく、乳酸菌というだけで購入していたはずです。
しかし、今は、消費者側も、いろんな現代病である花粉症、アレルギー、ストレス、便秘などを抱えています。
それぞれの状況に適した乳酸菌を選び、美味しさだけではなく、
身体を元気に、心まで元気にしてくれる期待が込められているのです。
今回、新しく注目されている菌の中から、聞きなれない菌を選んでみました。

TI 2711(LSI菌)

この乳酸菌の効果が発揮されるところが、胃でも腸でもないのです。
TI2711とは、口の中で活躍します。
この菌の凄いところは、歯周病菌に対する殺菌効果です。
また、他の口腔内に存在する菌をやっつけるわけです。
もとは人由来の乳酸菌です。
歯周病以外には、虫歯、口臭に対しての効き目を実感できる乳酸菌です。
歯科医院などでタブレットなどが販売されており、それを飴のように口の中で溶かしてなめる方法です。
乳酸菌から出る乳酸により、歯が酸によって溶ける?と、心配の方もおられるかもしれません。
ご安心ください。
このTI2711菌は、あまり酸性濃度が高くなると死んでしまいます。
そのため、ある程度の酸性濃度で止まるので、過剰な酸性にはなりません。
よって、歯には悪影響は及ばないとか・・・
他には、口臭に関しても口臭が気になる人に試したところ、8週間摂取して60%以上の口臭がなくなったう効果が出ているらしいです
これは、あくまでも乳酸菌であり、薬ではありません。
したがって即効性もありません。
あくまでも、この乳酸菌が働いているのだろうという効果です。

口の中には、どのような菌がいて、どのような影響があるのでしょうか?
1.ジンジハリス菌
歯周病菌の代表的な一つと言える菌です。正式には、ポルフィノモナス・ジンジハリスと言います。
強い悪臭が特徴の一つです。
歯肉のコラーゲン組織を攻撃したり、白血球の様々な作用を弱めると言われています。
毒素を作り出し、歯茎内の骨部分を溶かしたりもするそうです。
しかし、それだけでは、ありません。
その毒素が、歯茎などから血管の中に入り、体中をかけ巡ります。
その時に、血管を菌が作り出す毒素が詰まらせたりするらしいのです。
そうなると、心筋梗塞や脳梗塞の可能性が出てくるわけです
。そんな恐ろしいジンジハリス菌を最近研究していた、中国の大学とアメリカの大学が
共同研究した結果、「食道扁平上皮がん」に深く関係しているとの報告がありました。
このがんの実に60%以上が、ジンジリス菌の生息が確認されているというのです。
また、この食道がんの周辺組織には、ジンジハリス菌が12%検出されているそうです。
逆に、正常な方からは、このジンジハリス菌は検出されていないとか。
非常に恐い、まだ謎がありそうな菌であることは、間違いないようです。

2.トレポネーマ・デンディコーラ
歯と歯肉の間に入り込み急激に増殖します。嫌気性の菌で、らせん状の形をしています。
また、一度住み着くと長い間居座り続ける歯周病菌です。
タンパク質を分解する酵素を発生させたり、免疫抑制因子も作り出したりします。

3.プレボテラ・インターメディア
妊娠中は、エストロゲン、プロゲステロンという女性ホルモンが分泌されます。これらの女性ホルモンがこのプレボテラ・インターメディアを促進・増殖させてしまいます。
この菌は、歯周ポケットと呼ばれる部分に生息しています。急激な増殖などが原因で、歯を支える骨を溶かすこともできる毒素も持っています。
その結果、歯肉の炎症を引き起こし、妊娠性歯肉炎の発症にもつながります。
これは、思春期の女子にも同じようなことが、見られます。やはり、女性ホルモンの影響によるものです。
しかしこの菌は、これだけでは、ありません。
懐死性潰瘍性歯肉炎の歯周ポケット内での増殖が強く、スピロヘータとともに多く検出されています。口の中の唾液が、粘りが強くなり自浄性が下がり、そのことにより
歯肉炎、出血など起こりやすくなっていきます。
女性にとって天敵ともいえる菌であることは間違いありません。なんたって、妊婦期間中に繁殖するなんて、姑息な奴としか言えません。

4.タンネレラ フォーサイセンシス
アメリカのフォーサイス歯学研究所のターナーさんが報告したことにちなんで、名づけられたといいます。
この菌は、嫌気性で紡錘状の形態をしています。タンパク質を分解する酵素を作り出します。歯と歯肉の間の溝に住み着きます。

ここにあげたのは、ほんの一例です。
しかし、口腔菌を知るうえで外せない菌です。
足が遠のいてしまう傾向にある歯科ですが、
今や、色々な研究により多くの虫歯や歯周病が大きな病気に関係することがわかっています。
単に、虫歯治療だけではなく、身体全体の健康を考える時代のようです。
おそらく、このようなTI2711(LSI菌)乳酸菌があり、手軽に虫歯や歯周病が予防出来たり、
気になる口臭を改善したりできることを、ご存知のかたはまだまだ少数派みたいですね・・・

乳酸菌・・・プラズマ乳酸菌にも注目!

乳酸菌って…以前は一緒くたに考えてしまっていましたが、いろいろ種類があると聞き、興味を持ちいろいろ調べてきたところ、今一番気になる乳酸菌がプラズマ乳酸菌です。

最初は、名前に惹かれたんですよね。強そう、と。

けれども本当にこのプラズマ乳酸菌、すごいんです。

私たちの身体の中には免疫細胞、と呼ばれるものがあるんですが、その免疫細胞の中でもリーダー的な免疫細胞をpDC細胞と呼んでいるんですよね。
このpDC細胞、普段はウイルスの侵入という緊急事態にしか活動しないんですが、プラズマ乳酸菌を摂ると通常時からpDC細胞は活性化され、常に活動&警戒状態に。

だからウイルスが身体の中に入り込んだ時にも素早く対処してくれるんですよ。…ホントすごい乳酸菌ですよね。

しかもそれだけでなくアンチエイジング効果だったり、寿命延長効果だったり。インフルエンザにかかりにくくなる効果もあるんだとか。

今までの乳酸菌と比べて考えてみても幅広いな、と。オールマイティーに近いなと思うので、これからの生活に是非プラズマ乳酸菌をとり入れていきたいなと思っているわけです。

ただ、ひとつ残念なのが、もしかしたら私が住んでいる地域だけかもしれませんが、プラズマ乳酸菌の食品を取り扱っているお店が…今の時点でほとんどないんです。そこだけが残念ですね。簡単に手に入らないんですから。

今、お店をしらみつぶしに探しているんですけど、それでも見つからなかったら、プラズマ乳酸菌のサプリメントを注文するつもりです。
できれば食品で摂りたかったんですけど、なかったら仕方ありませんからね。

風邪を引きやすい私、これから先プラズマ乳酸菌でpDC細胞を常に臨戦態勢にして、身体を守ってあげたいと思います。
もちろんアンチエイジング効果もかなり期待していますよ。

プラズマ乳酸菌から、目を離せません